【012】知らぬ間にケトン食
糖質制限と一言に言っても、
などなど、いろいろなスタイルがあります。(他にもあるかも)
私自身、『2.ゆる糖質制限』から開始して、
自分の体調の変化を見ながら、3→4→5→6と自然と変化してきました。
毎日、栄養計算をしていますが、
『自分の食事スタイルは、どんな内容なのか?』
純粋に興味があり、PFCバランスとケトン比を改めて計算してみました。
【ケトン比の計算式】(Woodyattの式)
0.9F + 0.46P
ケトン比(K/AK)=
C + 0.1F + 0.58P
※ケトン比はケトン指数とも呼ばれる。
※ケトン比(K/AK)2以上が良いと言われている。
【平均的な食事】 ※平常時(卵胞期)
P・・・13.2%
F・・・84.2%
C・・・2.6%
K/AK・・・2.84
【平均的な食事】 ※平常時(排卵期以降)
P・・・22.5%
F・・・75.3%
C・・・2.2%
K/AK・・・2.17
【調整中の時1】 ※調子がちょっと悪い時
P・・・7.6%
F・・・89.9%
C・・・2.5%
K/AK・・・3.62
【調整中の時2】 ※調子がかなり悪い時
P・・・6.4%
F・・・91.0%
C・・・2.6%
K/AK・・・3.81
自分で計算してみて驚きました。
私の食事スタイルは、かなりのケトン食でした!
排卵期以降のたんぱく質多めの時期でもケトン指数は2を超えてました。
(一番低いケトン指数の場合を掲載しました)
しかも、体調が悪くなると、自然に脂質の割合が増えてる。。。
もうすぐ広義の糖質制限を始めて2年になりますが、
最初の1年ほどは、糖質はかなり抑えて、たんぱく質たっぷりでしたが、
脂質が苦手で食べることができませんでした。
一時は体調が良くなったのですが、
また調子が悪くなってきてしまいました。
(このころは、おそらく脂質代謝はできておらず、糖新生で生きていたのだと思います。つまり食べる糖質は控えても、体内で糖新生によりかなり糖質を作っていて、インスリンも沢山出ていたかもしれません。)
そこで、自分でいろいろ調べていくうちに、
『糖質を制限するのであれば、
脂質代謝をしっかりできるようになることが大切だ』
ということを知りました。
そこから、苦手な脂質をいろいろ試してみました。
最初のうちは、ラードとギ―しか食べられませんでした。
少しずつ体を慣らしていくうちに、
バターとMCTオイルが食べられるようになりました。
※ココナッツオイルと生クリームは、今でも食べられません。
不思議なことに、このケトン食をしていると、
血糖値の変動も少なく、体から痛みが消えていきます。
また空腹感に襲われることもありません。
(体の痛みがないのが一番嬉しい! 私の人生、いつもどこかに痛みがあったから!)
もちろん食べようと思えば、食べられます。
たまに、美味しいお肉をたっぷり堪能するのが私の愉しみでもあります。
(ステーキ500gとか普通に食べちゃいます。このときは、お肉に含まれるビタミン摂取と脂肪を蓄えることが目的だと私は捉えてます。)
平時は、ケトン食+栄養療法で体質改善?を図りつつ、
たまのハレの日は、自分の閾値の範囲内で愉しめたらいいな~と思います。