【019】食べる事自体が代謝を乱す要因になり得る
私自身、栄養療法に興味を持ちはじめて、
体調の変化や血液検査の結果をみて、
【○○という栄養素が足りないんじゃないか?】
【少し調子がいいから、今まで食べられなかった○○を試してみよう】
と、ついつい頭だけで考えて、
栄養素をプラスした結果、
良くない方向に進んでしまう。。。
ということが今までによくありました。
良くない方向に進むと、
しばらく食べられない状況になり、
その後、自然と食べられる時期が来ると、
また食べ始める。。。
みたいなそんな感じを繰り返している感じです。
最近の私の場合、
全く食べられくなる前に方向転換するように努力してますが、
体調が悪くなると、
いつも以上に脂質の割合が増え、脂質90%以上になることもあります。
体調が回復するにつれて、少しずつたんぱく質の割合が増えてきます。
(それでもかなり脂質多めですが)
たがしゅう先生の記事は精神症状に関して書かれているものですが、
どんな栄養素であっても、
体内で有効活用できなければ、
食べる事自体が代謝を乱す要因になり得る
というのは、精神症状以外でもいえるのかもしれないなと思いました。
代謝というのは、個人差がとても大きいので、
栄養素が不足していたとしても、それを単に補うだけではダメで、
まずは最低限、カラダの受け入れ態勢を整えたうえで、
自分が無理なく処理できる量・形態で、補給してあげないと、
せっかく補給しても、良い結果にはつながらないということもありそうです。
その時々の優先順位が、ますます重要だなと最近思いますが、
これまでのことを振り返ってみると、
もっと早く病院に行けばよかったな。。。
など、一人で考えて実行することの難しさも同時に感じています。