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【1204】読了☆色彩をもたない多崎つくると、彼の巡礼の年


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【読了☆色彩をもたない多崎つくると、彼の巡礼の年】

GWはのんびり本を読みたいなぁ…

何を読もうかな🎵

あ、そうだ💡

カズオ・イシグロ夜想曲集を原著で読むって良くない?

とは思ったものの、、、

調べてみると、その時点で、Nocturnes(夜想曲集)📕は海外からの取り寄せに一ヶ月かかることがわかり、敢えなく断念💦

GW前半が終わりかけた頃、諦めきれずに、改めて自分の本棚をガサゴソ捜索。

未読のハルキムラカミ📚を発見!

その中でも、スロー読書の分量的にちょうど良さそうな本を選んだ。

(それにしても、ノルウェイの森とか上下2巻ずつあったけど、過去の私よ…どゆこと!?😂)

ウネウネした心理描写、背景描写、謎にリアルさがある性的描写、突然の伏線回収も不思議と心地よい。

【自由にものを考えるというのは、つまるところ自分の肉体を離れるということでもあります。自分の肉体という限定された檻を出て、鎖から解き放たれ、純粋に論理を飛翔させる。論理に自然な生命を与える。それが思考における自由の中核にあるものです。】

3日連続、隠れ家的チャイ屋さんに通い、静かにのんびりと読書させてもらい読了。

なんて贅沢なお休みの過ごし方だろう。

目的を持たない読書の素晴らしさは、ナニモノにも代え難い。

調べる系読書とは、違う楽しみがある。

これからは、もっとこういう読書を増やしていきたいなあ。