【027】2017夏 FreeStyleリブレ ③ ~実験終了~
リブレ以前のSMBGにおいて、
卵胞期と排卵期以降で、
血糖値の変化の仕方が違う印象があったので、
今回、リブレで24時間の動きを追ってみました。
(前半2週間がほぼ排卵期以降、後半2週間がほぼ卵胞期でした)
食べるものを増やす実験も実施したかったのですが、
- 腸が元気がなかった
- 体の痛みがあった
ということもあり、
体調を優先して、今回は実施しませんでした。
Free Styleリブレ 後半2週間でわかったことのまとめ
1.【悪夢をみているとき、血糖値の上下幅が大きい】
2.【一度糖新生が亢進してしまうと、しばらく血糖値が乱高下する】
3.【卵胞期は、やはり血糖値高め】
4.【卵胞期は、寝る前のおやつナシでも夜間低血糖にならない】
排卵期以降は、血糖値の維持がなかなか難しいので、
夜寝る前にもタンパク質を補給してから寝てましたが、
卵胞期は寝る前のおやつナシでも、夜間低血糖にならなかった。
5.【卵胞期は、少なめのタンパク質でも血糖値の維持が可能】
- 卵胞期は、排卵期以降と同じ量・タイミングでタンパク質を補給すると、ちょっと上がりすぎてしまう。
- そのため卵胞期は、タンパク質の量・タイミングの両方とも調整が必要。(主観的変動幅の問題)
6.【卵胞期は、入浴でも血糖値が上昇する】
- 卵胞期は、少しの刺激でも血糖値が上がる
- 入浴後15分くらいで、元に戻る。
7.【朝の血糖値の高さは、コルチゾールの影響】
- はじめのうちは、朝の通勤の満員電車によるストレスが原因かと予想
- そうであれば、帰りの通勤の満員電車で、血糖値が上がるはず
- しかし、帰りの通勤の満員電車では、血糖値は変化ナシ
- 『毎朝AM10:00ごろまで、食べ物を補給しなくも、血糖値が上がるということはどういうことなのか?』をDr.と検討し、食べ物ではなくホルモンの影響だという結論に至った。
8.【卵胞期は、朝一番はタンパク質なし、脂質のみ補給でOK】
- 卵胞期は、コルチゾールの影響で、脂質のみで十分血糖値が上がる。
- 卵胞期は、タンパク質も摂取すると、血糖値の上昇幅が大きい分、コルチゾールの分泌が落ち着いたころの下降幅(変動幅)も大きくなる。
- 変動幅が大きくなると、眠気が強く出たり、フラフラしたり、血糖値の数値自体は維持できていても、低血糖のような症状が出てきてしまう。
9.【コルチゾールの分泌が収束する1時間位前にタンパク質を補給する】
- AM10:00ごろまでは、血糖値はタンパク質の補給ナシでも、1日の中では高め
- しかし、タンパク質補給ナシのままだと、AM10:00以降、血糖値が維持できなくなり、低血糖になる。
- AM10:00台のタンパク質補給では、間に合わなかったようで、低血糖になった。
- コルチゾールの分泌が収束する1時間位前(AM9:00ごろ)にタンパク質を補給しておくと血糖値維持が可能。
10.【1回あたりのタンパク質補給量】
- 血糖値を一定に保つための補給は、1回あたり15~18gの範囲内に自分の閾値があると推測(リブレ以前のSMBGより)
- リブレで再検証したところ、卵2個はOKだが、卵3個はNG
- 卵1個と卵2個では、血糖値の変化は変わらない
- 閾値内であれば、『タンパク質の量<3時間おきの補給』のほうが大事
↑ リブレ電極の着きが悪くて、Dr.に別のテープで補強してもらったまんま、
2週間過ごしました。