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【065】映画【DANCER】

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SNSで流れてきた情報を見て、

どうしても観に行きたくなってしまい、レイトショーで観てきました。

@okkoさんも観に行かれていて、記事を読んで、

さらに観てみたい度がUPしてしまいました。

(@okkoさんのブログ記事はコチラ→★★★

 

実は、福岡に住み始めて、初めてのKBCシネマ!!

 

 

映画【DANCER】

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この映画では、セルゲイ・ポルーニンのパーソナルな部分が多く記録されています。

  • 僕はバレエで家族を一つにしたかった
  • 僕はママに言われなくても頑張ったよ
  • ママが僕に厳し過ぎたのは、僕を信じていなかったからだ

映画の中での彼の言葉(上記3点)が、私の胸にグサッとささりました。

まるで、自分が言われているような気分になってしまいました。

 

子供の将来を案ずるあまり、厳しくしてしまったという母親の気持ちは、

私も一応ママなので、よくわかります。

厳しくするときも必要だけど、

子供らしく過ごさせてあげる時間も必要。

そして、親の価値観だけで判断せず、

敢えて子供を尊重して見守るということの重要性。

ココロが壊れたら、何にもできないから。。。

 

母と子の関係の問題は、大なり小なり誰でも抱えているとは思います。

私自身もいろんな葛藤があり、経験して、乗り越えてきました。

自分が子供として経験して嫌だったことを、

我が子を心配するあまり、私が母としてしているかも?

と、自分の日頃の行いを振り返る機会になりました。

(負の連鎖をわざわざ繰り返す必要性はありませんしね。)

 

それに、親が思う不安や安心は、親が生きてきた世界だけでのこと。

子供が同じ道を歩むとは限らないので、

冷静に考えると、、、オカシナハナシです。

それでも、ついつい、、、となってしまうのは、親子だからかな。

せめて自分たちと同じレベルの生活をできるようにさせてあげたい

など、、、

親心といえば聞こえはいいかもしれないけれど、

親のエゴイズムとも言えるのではないだろうか?

そんなことを考えました。

 

子どもが自分のチカラで生きていくために、

親としてできることはナンダロウ?

 

 


Sergei Polunin, "Take Me to Church" by Hozier, Directed by David LaChapelle

 

Take Me to ChurchのMVも、

セルゲイ・ポルーニンのYou Tubeも、

数年前に見たことがありましたが、そのときは全く私には意味がわからず、

う~んって感じでした。

 

でも、今回この映画の流れの中でこのYou Tubeの動画を見て、

あまりに痛々しいセルゲイ・ポルーニンの叫びが、

グサグサと伝わってきて、涙が止まりませんでした。

 

 

番外 ~MV~

youtu.be

 

MVに関しては、衝撃的な内容で、

私には、そもそも生まれながらにして罪を背負っているとか、

そういう価値観が良くわかりません。(仏教徒だから。。。)

ただ、今回、改めて見てみて、

LGBTと宗教だけでなく、

いろいろなことに置き換えて、そもそもどうなのよ?

とは言えそうだな~とは思いました。

 

 

okko326.hatenablog.com

@okkoさんの記事のコメント欄にもある通り、

セルゲイ・ポルーニンの日本公演詐欺があるようです。

バレエは詳しくないけれど、彼の舞台は是非観てみたいので、

私も気を付けないといけませんね。