【043】2017夏 FreeStyleリブレ④ ~頻回食~
リブレを装着することを決めたのは、
それまでの自己血糖測定より低血糖が疑われたため、
どれくらいの頻回食(内容も含む)であれば、
私は血糖値を維持できるのか?を知るためです。
一番怖いなと思っていたのは、夜間低血糖の可能性でした。
病院で印刷してもらったデータと共に、
私の試してみたことを少し載せてみようと思います。
回数とタイミング
リブレを装着する前からの取り組みで、
食事の回数を1日2回から5回にまで増やして、
少しはマシにはなったものの、
夕方、家に帰るまでに低血糖になる日が多かったです。
(写真1枚目:7月5日のグラフ参照)
帰宅途中、フラフラすることが多く、ボーっとして、
頭も痛くて。。。というのがしょっちゅうでした。
そこで、食事の回数をもう少し増やすことにしました。
5回から7~8回まで増やし、
特に夕方の補給は忘れないようにすることで、
低血糖を防ぎ、それに伴う症状に悩まされることもなくなりました。
(写真2枚目参照)
この頻回食を続けていくことで、
前半期はに中程度あった夜間低血糖が、後半期にはなくなりました。
(写真3枚目と4枚目を参照)
リブレを使って調べてみて、
私の場合、タンパク質の頻回食により、
かなり血糖値を一定に維持できるようになることがわかりました。
この3時間おきにタンパク質を補給というのは、
生化学の教科書的にもその通りの内容だそうです。(Dr.情報)
頻回食の内容
私は、糖質制限を始めた初期のころから栄養計算をしています。
それまでの栄養計算と自己血糖測定から、
1回あたりのタンパク質の量は、15〜18gの間に閾値がありそうだと、
予想していました。
(もう少し細かく言うと、たんぱく質と脂質のバランスにも閾値がある感じがしてます。タンパク質の種類にもよるとも感じてます。)
そこで、主に計算しやすく、補給もしやすい
卵やナチュラルチーズ、完全無欠ドリンクを使って、実験してみました。
その結果、わかったことは下記の通りです。
- 食後3時間はモツけれど、4時間はモタナイ。
- 卵1個と卵2個では、血糖値維持の効果はあまり変わらない。
- 卵3個だけだと、血糖値はやや上がる。
- チーズ50gだけでは血糖値は上がらず、卵より血糖値のモチが良い。
- チーズ50g+完全無欠ドリンクだと、血糖値はややあがる。
- 完全無欠ドリンクだけでは、血糖値は維持できない。
結論としては、
私の場合、
糖新生の材料としてのタンパク質を3時間おきに
必要最低限の量で摂取する
ということが、低血糖予防には効果があったように思います。
リブレ以前の自己血糖測定から、
高たんぱく低脂質なものは、低血糖を起こすので、あえて試していません。
特に、魚は私にとって鬼門で、かなり低血糖になることが多く、
リブレで検証したかったのですが、
検討する時間的余裕がありませんでした。
これについては、次回以降、検討してみたいと思います。
※なお糖質に関しては、一日10gないことがほとんどなので、
ここでは問題に含めていません。